何故コンサルタントに仕事を依頼するのか?

企業経営者はなぜコンサルタントを雇うのでしょうか?
またメディア等でコメンテーターとして呼ばれることが多いのか?
その必要性はどこから来るのかみなさんは疑問に思うことでしょう。

コンサルタントという言葉はもともと「相談する」という意味合いを持っています。

経営者の相談相手は社内にいてほしいものですが、
なかなか「懐刀」「知恵貸し」「番頭」という文字に
似つかわしい方はなかなか社員として雇えませんし育成するのも大変です。

また複数の会社を渡り歩きなおかつ経営者を支える立場または
経営に関する特定の分野に明るい方の話はとても参考になります。

私も経験したことですが日々自社の社長に振り回されている
周辺の役職者または支える立場の人は辟易としていることがあります。

そんなときにコンサルタントが経営者の相談相手になるわけです。
多くの場合「士業」の先生方が経営者の相談相手になっている場合があります。
彼らはその道のプロではありますが皆が「経営」に詳しいわけではありません。

私が過去に会計分野の事務所で担当していた何名かの社長に言われたことですが、
「実は決算関係の説明を聞きたいわけではなく、自社の経営の相談をしたいんだよ。
そのために毎月相談料と勉強代として顧問料を払っている。」と。

経営者は日々忙しいのであれこれ調べたり社員や取引先以外の人と
そこまで交流はしないと思います。

持論ですがコンサルタントとして活動しているといろんな人と出会う機会が多く、
好奇心旺盛な人が多いのでいろんなことを吸収してそれを他人へ説明したりすることが
ライフワークとなっていることが生きがいなのです。

実際に経営者の方に上記のことや経験談話をすると関心をもっていただけます、
できれば自社の経営に役立てるためにはどうすれば良いか質問される方も多くいます。

だからコンサルタントを雇ったりメディア等で目にする機会があるのだと言えます。

活動内容が見えないと誤解されることも多い反面、
重宝される面があるということをご理解いただければ幸いです。