業種:運送業M社(50年企業)
会社の概要と状況
- M社は食品の分野でシェア、信頼及び実績を兼ね備えた運送業である。
- 3代目社長が先代の後を受け継ぎ7年に渡って一生懸命経営してきたが、景気の状況も悪く先行きの見えない状況を打開するため経営計画の策定をプロに依頼することにした。
- K officeは税理士とともにM社に対して、現状の収益構造解明と費用削減に向けた中長期経営計画の策定支援を実行した。
Before
- 売上は季節変動があるうえに社長の頭の中だけで数値を予測していた。
- 税理士に経理面を細かく指導してもらっていたが、単なる過去の数値の処理に過ぎなかった。
- 明確な経営計画書を作成しておらず、成行き経営が長年なされていた。
- 過酷な業界かつ市場環境の変化により、費用がかさみ多額の借入金が本業収益を圧迫し、業績の低迷が続いていた。
After
- 売り上げについて過去3期比較をすることにより平均値をはじき出した結果、季節変動予想ができるようになった。
- 1年間社長ならびに経営幹部からヒアリングをした結果、会社内部の状況把握ができ経営課題が鮮明にわかった。
- 単年度で経営目標を立てていたが、毎月予算実績管理ができるため中長期的に立てられるようになった。
- 毎月経営分析がコンサルタントによってなされることにより借入等の意思決定が的確に行えるようになった。
- 税理士に全て委ねていたため処理が滞りがちだったが、コンサルタント活用により処理がスピーディーになった。
- 豊富な人脈を活かすことで会社側が専門家を探す手間が省ける上に適切かつ経験豊かな先生を紹介してもらえる。
- 全体的に経営上の意思決定が早まったことで、売上回復への貢献と費用の削減につながっている。